シロキ工業様と共同開発したシステムの事例を紹介していきます。
このシステムでは下記のハードウェアを使い、ソフトウェアは弊社で開発しました。
使用したハードウェア
■T-Mac(位置合わせ用スキャナ)
■Leica(高精度レーザートラッカー)
■Fanuc(産業用ロボット)
高精度レーザートラッカーでロボットに装着したスキャナのレーザーマーカーを読み、
その高精度なX,Y,Z,Rx,Ry,Rzの値をロボットにフィードバックをかけて溶接に求められる、
精度をクリアしたシステムです。
このシステムを使えば従来では難しかった治具レスを実現することが可能です。
治具レスをすることにより、治具の保管場所や治具の購入費用など大幅な費用削減となります。
実際に溶接を行っている動画はこちらです。
各メーカーはロボットの繰り返し動作における位置精度を保証しています。
しかし、それとは別に機体固有の動作誤差が存在しています。
これらによる「決まった傾向へのズレ」、つまり
シミュレーションと現場環境の動作誤差が発生し
手動によるティーチング作業で補正するのが一般的です。
ROBOSHINでは固有のズレを高精度の計測器を使って、データ化します
このデータを用いた誤差分の補正処理により
「毎回の手動ティーチング作業の解消」と
「実機とシミュレーション到達誤差の低減」
「生産現場への負担軽減」を可能にします。
トヨタ自動車、トヨタ自動車東日本、三菱自動車、など